これまで何回か傘を盗まれていたが、今日も盗まれた。
スーパーで半年前に買って、黒と緑の中間の色で安物であったがお気に入りのものであった。「朝から雨が降っているのによく傘を盗めるよな。傘を盗まれた人のことを考えない人がいるもんだ。呪ってやる。」と心の中で何度もプレイバックしている。
自分の怒りの感情を整理するために書いているが‥‥
近くに自分の傘をさしている盗人はいないか探している自分の心があり、自己嫌悪を覚えてしまう。
また「誰かが僕の傘を盗んだように、傘たてにあるビニール傘を盗んでもいいんじゃない」と心のなかで悪魔のささやきが聞こえてくるのを 理性が何とか抑え込んでいる。
日本はお財布を落としても返ってくる国ではないのか。それなのに傘は当たり前のように盗む国。傘といえども、窃盗だよ。
盗まれて感情が暗くなる、気圧の変化、大雨で気分が悪くなる。
ネットで調べて次はカラフルな傘を買おうと決めた。傘たてには傘は置かない。ビニールに入れて持ち歩く。
「僕の傘によって盗人が濡れずに済んでよかった」と無理にポジティブに考える。
あんまりだよ。傘を盗むって。クーラーが効きすぎた部屋に雨に濡れた体、犯人を恨んでいる暗い心、誰かの傘を盗んでもいいという正義感と道徳観の欠如、いろんな思いが生まれ腹立たしい。
「僕は誰の傘も盗まなかったから、神様からいい傘 ↑ もらえないかな(笑い」