ウツローの考え、

ウツローの考え、

鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

ジャニーズが10年間嫌いだった。

タイトルに書いてますが、ジャニーズグループを約10年間ほど嫌いでした。

 僕が小学6年生の春休みに好きだった女の子に告白して振られました。振られた理由は「KAT-TUNの亀梨君が好きだから」でした。

  振られた理由は、納得できるようで納得できませんでした。KAT-TUNは当時、赤西仁さん、ボーズの田中さんも在籍して活躍しており、「REAL FACE」で売れに売れていました。実際に僕は亀梨君をかっこいいと思っていました。僕はブス顔で亀梨君を引き合いに出されたら、勝てるわけありませんでした。しかし小6の女の子がジャニーズと付き合えるわけなくもやもやとしてつつ、振られたことにショックを受けていました。亀梨君がテレビに映る度に、あの子のことを思い出し悲しくなりました。 

 まだ「同級生の男の子が好きだ」「彼氏がいる」「生理的に無理」など、僕にしっかり付き合えない理由を言ってくれれば踏ん切りをつけれたと思います。

 どうしようもない思いを抱えた僕は亀梨君を嫌いになり、KAT-TUNを嫌いになり、ジャニーズグループを嫌いになりました。

 「ジャニーズグループがなければ、あの子と付き合えたのに」と考えていました。

しかし、僕があの子に振られたことを良かったことにするため(合理化)に

 「ジャニーズにキャーキャー言っている奴はブスだ」と考えるようになりました。

僕の顔、性格の悪さを置いといて、ジャニーズグループに逆恨みをしておりました。

紅白歌合戦、Mステでジャニーズが歌っているときは「どこがかっこいいんだか」と思いつつ、曲を聴いていました。

 

 振られてから10年が経ち、僕は別の子が好きになったり、彼女ができて別かれるなどを経験し、あの子に振られた痛みは薄まりました。KAT-TUNのメンバーは1人辞め、2人辞め、3人辞め、そして充電期間に入っておりました。

 KAT-TUNのメンバーが少なくなったり、充電期間に入ると知った僕は少し悲しくなりました。少し大人になった僕は亀梨君を理由に振られたことが悲しい思い出ではなく、いい思い出に変わっていました。歌手の中島みゆきさんの『時代』「あんな時代もあったねときっと笑って話せるわ」みたいな感じです。振られた分、KAT-TUNにはがんばってほしかった思いがありました。ジャニーズグループに対する偏見(ジャニーズにキャーキャー言っている奴はブスだ)などもなくなっておりました。

 ジャニーズグループはただのイケメンの集まりではなく、女性にキャ-キャー言われるために体を鍛える、笑いを取る、演劇をするなどイケメンでありながらも努力されています。僕はただのイケメン集団だと思い、上っ面だけを見てジャニーズグループを判断しておりました。

 充電期間は亀梨君がスポーツ番組、ドラマ、映画で、上田さんはスポーツ番組で体を張り、中丸さんは情報番組で司会をされておりました。

 2018年、KAT-TUNが充電期間を再始動すると知ったときは嬉しかったです。ジャニーズのライブに行ったこともなく、グッズも持たず、テレビで見ているだけでファンと呼べるほどではありませんが、3人のメンバーがテレビで頑張っている姿を見ていることもあり、活躍して紅白で歌ってほしいです。