ウツローの考え、

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鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

Asics ライトレーサー レビュー【薄底シューズ、クセも薄い】

 今年1月中旬、スポーツショップにて、アシックスのライトレーサーを買った。履いて200kmほど走ってきたので、感想を書く。薄底なので、厚底靴に慣れている人には注意が必要。軽く、反発性もある良いランニングシューズ。
 追記、2021年11月、ミッドソールのクッション性が弱くなっていると感じ、引退してもらう。1年と10か月で、500㎞以上使用。スピード練習にもってこいのシューズであった。ありがとう、ライトレーサー。

ライトレーサーを買った経緯

2足もしくは 3足のローテションで回したい。

 wave shadow 3とアシックスのGT2000NY(以下NY)の2足体制で、ランニングシューズを回していた。個人的に3足で回したい気持ちがあり、新しい靴を欲しかった。ランニングシューズの休息日があると、走った後の汗が乾く。クッション性も完全に戻るとは言えないが、毎日履くよりいいと感じていた。

 NYは靴に穴が開き、走っていて違和感を感じるようになっていた。2足ローテションが崩れるのも、時間の問題であった。2足ローテを守るためには、新しい靴を買う必要があった。

PB。自分へのご褒美。

 1月のフルマラソンがミズノのwave shadow 3にてグロスタイムでPBを達成した。一方、ネットタイムではPBではない。また目標としていたサブ4を達成できず、悔しいレース。PBを出したら、ご褒美でランシューを買おうと決めていた。PBはPBです。目標はサブ4だったので、少しもやもやしながらスポーツショップに向かった。
 スポーツショップにつくと、「新しい靴はどれにしようかな?」と考えてしまい、もやもやは消えていた。

薄底へのあこがれ

 wave shadow 3を買う際に、「どちらを買おうか」と悩んでしまったライトレーサーが気になっていた。初心者用の厚底靴からステップアップとして、薄底へ移行したい気持ちがあった。マラソン大会では、スタート待機ブロックで周囲を見渡すと初心者用の厚底靴だらけ。僕は「サブ4を達成したい、厚底から卒業したい」という思いがあった。

 もちろん、上級者向けの厚底靴(ズームフライ3、ネクストパーセントなど)、へのあこがれがあった。当時の僕、今の僕にはスピードと体力がない。上級者向けの厚底靴は、使いこなせる自信がなかった。

キルビル」の黄色のオニツカタイガー

 スポーツショップでは、ライトレーサーの黄色が目につく。タランティーノ監督が作った映画「キルビル」で、主演のユア・サ―マンが黄色のオニツカタイガーを履いていた。黄色のライトレーサーは、それに似ていた。
 メーカーは違うが、何となく似ている。ズボンと上着を黄色にいたら、遠目からみると「キルビル」になれる。買うとしたら黄色だな。

試し履き

 手に持った印象「軽!」NYとの違いに驚く。ライトレーサーを試し履きする。フィット感は抜群。その場でジャンプすると、地面からの衝撃がもろに来る。
 鏡で自分の姿を眺めると、黄色も意外と似合っていた。黄色のライトレーサー買う。

実走の感想

 薄底なので、試し履きの感覚と同じで地面からの衝撃が・・もろに来る。裸足で走っているのと、変わらないんじゃないかと思うほど。
裸足で走ったことは、、
裸足ラン 鹿児島市 磯海水浴場 - ウツローの考え、
ぐらい。
 ただその分、反発している。
 ライトレーサーで練習し、1週間ほど足底を痛めた。左足のシンスプリントにもなった。厚底のクッション性に、頼りすぎていたことが分かった。1か月ぐらいで、痛みが引いた。ライトレーサーを使うときは短距離のジョグから始めた。今ではハーフぐらいでも、走れるようになる。

練習での使い道

 ライトレーサーは主にLSD、インターバル走、雨の日で使っている。LSDで薄底を生かし、足底を鍛える。インターバル走では靴の軽さを生かし、回転数を上げるよう意識している。
 ライトレーサーは雨にぬれても、他のシューズと比べ、乾きやすいように感じる。薄底と軽量のためだと思うが。だから、雨の日のメインシューズとして使っている。

追記、1年10か月で500㎞以上、使用。引退。

 2021年11月、ミッドソールのクッション性が弱くなっていると感じ、引退してもらう。1年と10か月で、500㎞以上使用。スピード練習にもってこいのシューズであった。ありがとう、ライトレーサー。