ウツローの考え、

ウツローの考え、

鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

アルティメイトディレクション マウンテンベスト5.0 レビュー【フロントポケット収納抜群】

 アルティメイトディレクションのマウンテンベスト5.0を着け、50㎞ほどトレランしました。私、ウツローにとって初めてのトレランザックでした。マウンテンベストは走っていても揺れず、500mlのソフトフラスクが2つ付属し、フロントポケットは大きく、ゼリー、アメ、スマホなど、楽々入ります。


※注意点
「アルティメイトディレクション マウンテンベスト5.0」は僕、ウツローにとって初のトレランザックです。以下のレビューはトレランザックとデイバックの違いを書いています。トレランザックの細かな違いについては、1個しか持っていないので、分かりません。ご了承ください。

何も考えなしに、トレラン用としてサロモンのトレイルブレザー20を買った。


 地元のスポーツショップで、トレランザックを探しました。まず1店舗めスポーツデポに行きましたが、トレランザックは置いてなかったです。2店舗目、スポーツゼビオに行きました。サロモンのリュックサックが目に入った。その名も「トレイルブレザー」。容量が8L、10L、20Lと分けられていました。


 僕は「“トレイル”ブレザーだからトレラン用だろう。大は小を兼ねる。」と思い、何も考えなしに20Lを買ってしまいました。いざ地元の山(花尾山、三嶽山、開聞岳)で走りました。トレラン用として使用すると、問題点が出てきました。

問題点その1。20Lは大きすぎる。

 トレランとしてカッパ、食料、エマジェンシーシート、ホイッスル、ヘッデン、ホッカイロ、水、傷テープ、テーピングテープなどトレイルブレザーにいろいろ詰め込みます。容量はまだまだ余裕があります。ザックはカバカバでした。

 あとからネットで調べると、初めてのトレランザックは10L前後が良いとのことでした。2倍も容量があるザックを買ってしまったことに後から気づきました。着替えやカメラを中に入れての登山では、ちょうどよい大きさです。

問題点その2。サイズがあっていない。

 トレイルブレザーはFREE SIZEでした。チェストベルト、ウェストベルト、ショルダーハーネスなどで体にフィットできるようになっています。175㎝、55㎏のガリガリのウツローでは最大限ベルトを短くする必要がありました。余ったヒモは長く、垂れ下がり、ガリガリが強調されている形になりました。歩いている分には問題はありませんでした。

 しかし、走り出すとザックが揺れまくりました。気になってしょうがないです。登山には問題なく使えます。

問題点その3。サイドポケットから水筒が取れない。


 トレイルブレザーには、サイドポケットが2つ備わっています。トレランの際、サイドポケットにナルゲンボトルをいれました。いざ水分が欲しくなり、サイドポケットに手を伸ばします。ボトルに手は触れます。しかし、がっちりと掴むことができません。ボトルの底を押し出すようにしてポケットから地面に落としてやっと取れました。腕がつりそうになりました。私の体が硬いせいです。ボトルがうまく取れないので、水分を取る際はベルトを外し、リュックを地面におろして飲むようになりました。


※「トレイルブレザー」という名前ですが、トレラン用ではなく、デイハイク、通勤用でした。
 デイバック、登山用バックとして使い心地は最高です。3150。

新しく買いなおそう

 以上の3つの問題があり、新しくトレランザックを買いなおすことにしました。GT-2000 8トレイルと同じくアマゾンで。
uturou.hatenablog.com

サロモンのアドバンススキン12、ノースフェイスのTR10が良いというネット記事があった。

 どっちも良さげです。両方のホームページをのぞいてみました。ノースフェイスはデザインが好みではありません。サロモンのザックは形と水色が好きで、商品画像を見ると、ソフトフラスクが2つあるではありませんか。アドバンススキン12を買い物かごに入れました。

 しかし、注文内容をよくよく読んでいると、ソフトフラスク2つはつかないようでした。紛らわしいです。ソフトフラスクを別売りの物を買うと高くつきそうで注文をキャンセルしました。

第3の男、現る。アルティメイトディレクション


 トレランザックの泥沼にはまっていた時、NHKBS1「GREAT RACE~グレートレース~香港ウルトラ298㎞ 超難関!突破率8%の壁に挑め」を観ました。トレラン大会のドキュメント番組で、出場していたランナーはサロモンのザックを背負っている方が多かったです。


 そんな中、番組で、ふと目にしたザックに「UD」と書かれていました。
 水色に「UD」の文字。「なんじゃこりゃ、かっけー。これで走りたい」。サロモン、ノースフェイス、ネイサンなどのザックを見て、心は踊りませんでした。しかし、UDは違いました。


 早速、ネットで検索するとメーカーはすぐに分かった。「UD」は「Ultimate Direction(アルティメイトディレクション)」とのこと。アマゾンで容量は10リットル前後で、安めで、ソフトフラスク付きで、かっこいいやつを探しました。サイズはs、チェストサイズを測って、注文しました。後日、家に届きました。

アルティメイトディレクションのマウンテンベスト5.0をトレランで使った感想

ながら走りができる

 ソフトフラスクは違和感なく走りながら飲めました。

 フラスクは少量ずつ、水を飲むことができ、マラソン大会の紙コップで飲むこととは違い、鼻に入らずに済みます。(スポーツ飲料は鼻に入ってもそこまで痛くないが、ただの水はめちゃくちゃ痛い(>_<))


 フロントポケットは大きく、アメ、補給食たくさん入ります。ソフトフラスクと同様に走りながら、補給ができます。前方を見ながら、食べ物を見て食べる「ながら走り」です。


 ザックの後ろにはハイドレーションを入れるスペースもあります。ウツローはハイドレーションを買ってないので、使用感は分かりません。ロングレースに出たくなったら、買うかもしれません。
 フロントポケットにはプラスチック製の小さな笛が隠されていました。吹くとそんなに大きな音は出ません。私の肺活量の問題かもしれませんが。

デイバックでトレランするよりスピードが出しやすい。

 トレランザックは軽く上半身をがっちり固定しないので、走りやすいです。ザックも揺れないです。1時間ぐらいトレランしていると、体が絞れるせいかザックが緩くなります。その分、しめなおすと、また揺れなくなります。


デイバックとトレランザックの違い

(上の感想と重なってしまいますが、)

デイバックは頑丈で重い。トレランザックは軽い、ちゃっちい。

 登山は安全第一でデイバックは頑丈です。枝にひっかけても破れにくいです。その分重くなっています。


 トレランは安全第一ですが、スピードを争う競技です。アルティメットディレクションのザックは軽い、悪く言えば、ちゃっちいです。枝にひっかけたら、岩にこすれたら破けそうな気がします。
(まだ体験したことはありません。したくもありません。(^-^;)


デイバックは歩くため、トレランザックは走るため。そりゃそうだ。

 デイバックは歩く目的で作られているため、走りにくいです。ザックによって背中が固定され、上半身のひねりを走りに生かすことが難しいです。


 トレランザックは軽く、背中をがっちり固定しないので、上半身と下半身を連動させて走ることができます。

デイバックは容量大き目、トレランザックは容量少な目

 デイバックはトレランはスピード優先のため軽るさを求めます。荷物少ないため、容量も少なめです。


最後に

 餅は餅屋ですね。登山は登山。トレランはトレラン。アルティメイトディレクションマウンテンベスト5.0を使って、それぞれ専門の道具を使うことが一番だと思いました。