ウツローの考え、

ウツローの考え、

鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

第41回 ランニング桜島 ハーフマラソン【90分PB更新】だが悔しい

2021年12月5日ランニング桜島ハーフマラソン走りました。結果は90分。PBを25分更新。目標としていた90分切りはできず、くやしい大会となった。本命大会の鹿児島マラソン2022は目標はサブ3。だが下方修正しなきゃいけない。

桜島フェリーから撮った桜島です。

準備編

大会前日は緊張し、眠れなかった。
「前日は眠れない」ランニング・トレイルラン大会での、自分あるあるだ。睡眠不足で、大会に出場することに慣れた。眠れないことは想定済み。
朝食は餅を2個。ハーフだからフルマラソンとは違い、満腹になる必要はない。(もちろん何かしら食べないと、ハンガーノックになる)

8時、家を出た。肌寒く、風があった。鹿児島市の天気は晴れ。風が吹いている以外は良いコンディション。鹿児島港に着くと、ランナーが集まっていた。
(鹿児島のランニング大会に出るたびに思う。「なんで、こんなにランナーが多いんだ。平日の夕方はランナーに2,3人しか会わないのに」)

桜島フェリーに乗り、桜島港へ着く。体育館で着替え、顆粒のスーパーヴァームを飲む。スーパーヴァームを飲むと、数分後、体が熱くなった。体が燃え始めているとわかる。レース後半も脂肪が燃えて、ペースが落ちないことを祈る。ランニングパンツにはジェルを3つ忍ばせる。

外に出て、動的ストレッチ、500mジョグする。動きは悪くなかった。気温はあがり、12月にしては暑め。半袖、半ズボンだったが、アップの段階で、汗。(^_^;)

9時45分、スタート位置につく。予想ゴールタイムは1時間45分に設定したため、スタート位置はAブロック。周りのランナーのシューズを見ながら、ブロックの中での位置を決めた。asics マジックスピード、Nike エアー ズームテンポ ネクストパーセントを履いている方々が多くいる集団についた。結果的にいい立ち位置だった。遅くもなく、速くもなく。集団で、ストレスなく7㎞地点まで走れた。


僕のレースシューズはアディダスのアディゼロプロ。
uturou.hatenablog.com

もし、僕がNike ヴェイパーフライ・アルファーフライ、asics メタスピード スカイ・エッジ、adidas アディオスプロの集団にいたら。周りのペースに合わせようとして、ガス欠していたと思う。または、自分のスピードに合わせて走ろうとするものなら、後ろのランナーに大迷惑だった。
  

目標は90分切り。ペースは1㎞/4分15秒。
(500m/2分7秒5。100m/25秒5。50m12秒25。久しぶりに割り算がしたくなっただけです。
50m12秒25って、速くない? 僕は高校の体力テストで、50m9秒だった。ボルトの2倍遅い(笑)

ハーフマラソン スタート

スタート地点~7㎞地点

スタートから1㎞。周りに合わせて走っていると、タイムは4分9秒。ちょっとばかし速いので、キロ4分15に合わるためスピードを落とす。2㎞地点4分16秒。少し遅いが、ペースはつかめた。


2㎞地点で人もばらけだした。追い越し、追い抜きがしやすくなった。

 多分4㎞地点?で1個目の給水所があった。紙コップを取ろうとするもうまくつかめず、テーブルにこぼしてしまう。2年ぶりのロード大会。ペースも約キロ4分15秒。2年前の僕とは違うスピードであった。
(せっかく準備してくださった大会関係者の皆さんに、申し訳なかったです。残りの給水所ではスピードを落とし、こぼすことなくつかんでいます。)


風は向かい風。7㎞地点で折り返しだから、追い風として期待する。

 4㎞地点で、右のふくらはぎに張りがでてきた。張りが出てくるのが、早すぎて後半が心配になった。「気にしたら負け」と思い、前のランナーのフォームを眺めて、紛らわす。

5㎞あたりで、マグオン エナジージェル バナナ味を飲む。味が濃ゆかったです。足がつらないことを祈る。

マグネシウムカリウムが入っており、足がつりにくいと、スポーツショップの店員さんに教わり買ったもの。)
ジェルはこれ以降、何も食べなかった。おなかは減らなかった。

7㎞~13㎞

折り返すと、風がいつの間にかなくなっていた。「追い風こいや」。


集団がばらけ始め、ソロランとなった。前方・後方のランナーと距離が離れ、元気がなくなる。ペースもだいたい同じくらいで、差が縮まらない。
(なんというモチベーションの低さ。前に誰かいないと頑張れんのか!)


12㎞すぎ、左のふくらはぎも張りが出てきた。呼吸はまだ苦しくなく、問題は両足のふくらはぎの張りだけ。残りも半分過ぎたと思い、紛らわす。

魔の14㎞

uturou.hatenablog.com
先月の練習21㎞走では、14㎞でたれた。本番でもたれた。(笑)
13㎞までキロ4分14秒ぐらいで巡行していたが、14㎞から4分17秒へ。4分15秒に戻そうとするも、両ふくらはぎの張り、腰が落ちていた。4分17秒維持が続く。



桜島港に入る手前で、ハーフマラソンから20分後にスタートした10㎞のランナーを抜き始める。(ターゲットが見つかり、少し元気になった。)

15㎞~ゴール

ランニング桜島の最大の山場。桜島港からの坂。過去2回、坂に苦しられている。呼吸は苦しくない。足は張っているが、つりそうにない。まだまだ動きそう。10㎞のランナーを抜いていく。ターゲットがいると、元気になる。しかし、キロ4分25秒だった。
 

4分25秒という数字を見たとき、僕は90分切りを諦めた。4分17秒が3回続いて、ここで4分25秒。貯金はなく、借金となった。自分に問いかける。「残り4㎞で借金返せますか?」。「いいえ、無理です。」。なんとか、90分でゴールするように目標を下方修正。
 

アップダウンがあったが、下りでスピードを上げた。キロ4分11秒。それでも、借金は返せなかった。ご利用は計画的に。
タイムは1時間30分 と数十秒。

感想

収穫

PBだった。

2年前のランニング桜島は1時間55分だったので、25分更新ができた。2年前は、月間走行距離が100km超えれば、めっちゃくちゃ練習した方だった。まして、ずっとジョグのみで、スピード練習はしていないかった。練習量・質の違いがあらわれた。

両ふくらはぎの張りはあったが、つることなく完走できた。90分というタイムから、鹿児島マラソン2022では、最低でもサブ4はできそう。(これでサブ4できなかったら、どうしよう? 坊主にするか。)

カーボンの恩恵を知る。

アディゼロプロはカーボンが入っており、足が地面から離れるときに一緒に押してくれた。レース後半では腰が落ちた状態でも、カーボンシューズが押してくれた。Nikeのカーボンのような、バッコーンという暴力的な反発ではなく。アディゼロプロの反発は主役は人で、カーボンプレートはあくまでサポートに徹する感じです。


後半ペースは落ちたが、ガタっと落ちることなく、走れた。ハーフを走った割に、翌日のダメージが少なかった。ナイキのカーボンシューズだったら、後半に走らされていたと思う。(レース後半、Nikeのテンポネクストに走らされている方、多数見かける。)


課題

目標不達成

目標の90分切りに届かなかった。桜島港からの坂で、やっぱり落ちてしまった。
4分15秒ペースに慣れずに本番になってしまったので、時計とにらめっこ状態で走った。リラックスした状態で、4分15秒を刻めるようにならないといけなかった。



そもそもペースランを4分15秒で、10kmしかしていない。4分10秒もしくは4分5秒あたりで、10㎞のペースランをした方が良かった。

最後に

鹿児島マラソン2022はサブ3を目標としていたが、下方修正しなきゃいけない。残り約2か月で、キロ4分15秒ベースで42.195㎞は走れない。あきらめたくないが、きびしい。ただ、どこまでサブ3に近づけるか試したい。
(近づきたいよ、君の理想に)