ウツローの考え、

ウツローの考え、

鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

adidas アディゼロプロ レビュー【扱いやすい中底カーボン】

 去年11月、アディダスのアディゼロプロを購入。50㎞使用。カーボンシューズで、着地がぶれず安定感がある。ペースを維持しやすく、レース後半でも足が残っている印象。サブ3が目標という方におすすめ。ナイキのエアーズームテンポネクスト%より反発は控えめ。スピードの主役はあくまで、自分の足。アディゼロプロのカーボンの反発は、縁の下の力持ちという状態。

レースシューズ探し

 僕は去年の秋冬は、NB ハンゾーT、NIKE エアズーム ペガサス37の2足でマラソン練習を行っていた。ハンゾー T をスピード練習用に、ペガサス37はジョグ用として。
 12月にあるランニング桜島ハーフマラソン大会。目標は90分切り。レースシューズをどれにするか、僕は迷ていた。ハンゾーTは軽く、ピッチが速くなる。だけどクッション性が低いので、後半足が残らなくなる。ペガサス37はクッション性は申し分ない。重さがある分、スピードが出しにくい。
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サブ3に向け、カーボン

 3月には鹿児島マラソン2022が待っている。(2022年1月24日に、鹿児島マラソン2022中止が発表) ランニング桜島は仮想「鹿児島マラソン2022」として、挑む。本番を想定して、カーボン系シューズでも買おうと思った。


 スポーツショップに行き、月200㎞走っていること、フルマラソンでサブ3を目指していること、いつも30㎞の壁がありスピードがガタ落ちすることなど、店員さんにお話しした。そしたら4つのシューズをおすすめされ、
サブ3向けのレースシューズを求めていた。店員さんにおすすめを聞いた。

候補 その1 ナイキ エアズームテンポネクスト%

 テンポネクスト%を試着する。アッパーがニット素材になっており、ペガサス37よりぴったりフィット。軽い。その場でジャンプすると跳ねる。跳ねる。はねるのトびら厚底でクッション柔らか目。前足部で着地すると、ズームポッドが「ボフボフ」言います。ペガサス37も良く跳ねる方だと思っていたが、それ以上に跳ねる。
 
 この跳ね方は、確かにスピードが出せそう。1㎞/4分15秒を楽に走れそうな反発力。しかし反発に特化しているため、着地が安定しない。反発しすぎの暴れ馬だ。
 自分で自分のスピードをコントロールできるのか?前半にスピードを出しすぎて、後半無理やりシューズに走らされそうな気がしないでもない。
 10㎞、ハーフマラソンぐらいなら使いこなせそう。フルマラソンでは後半、シューズに走らされる光景が目に浮かぶ。(笑) この靴を履きこなせたら、サブ3できるだろうという気はする。

その2 アシックス マジックスピード

 赤色で目立ちました。試着し、その場でジャンプすると跳ねる。テンポネクスト%よりは跳ねなかった。マジックスピードは暴れ馬感 、ちょいあり。クッションはちょい柔らか目。ちょい厚底。
 サイズも下げたが、気になるのは足指周りにじゃっかん空間があること。かかとのホールド感が合わないこと。

その3 アディダス アディゼロプロ

 そう、今回買ったシューズ。 厚底でもなく、薄底でもない中間シューズ。履いてみると、テンポネクスト%と同じくらい足にフィットした。その場でジャンプすると跳ねる。マジックスピードより跳ねなかった。クッションかため。暴れ馬感なし。安定感抜群。レース後半の大失速もなさそう。これに決めた。


その4 ホカオネオネ シューズ名忘れた

 アディゼロプロが良かったので、ホカオネオネのシューズを試着しなかった。シューズ名も忘れた。

試着した3つのシューズ比較

(※ウツローが試着。その場でジャンプした印象で書いている。実際に履いて走ると感じが変わるかもしれない。ご了承ください。お金があれば、全部買って試したい。(^_^;)

反発感(暴れ馬 感)

 テンポネクスト% > マジックスピード > アディゼロプロ

クッションやわらかさ

 テンポネクスト % > マジックスピード > アディゼロプロ

ソールの厚さ

 テンポネクスト% > マジックスピード > アディゼロプロ


安定性

 アディゼロプロ > マジックスピード > テンポネクスト%

ランニング桜島で履いていた人数(ウツローの目に映る感じ)

 テンポネクスト% > マジックスピード > アディゼロプロ
 ランニング桜島では、ナイキが強しという印象。サブ90周辺では、いたるところにテンポネクスト%を見かけた。マジックスピードはちらほらいた。アディダスは少数。
 第41回ランニング桜島では、サブ90ペースあたりでテンポネクスト%を履いている方々が多かった。実際レース後半、靴に走られている方々が見受けられた。

商品テクノロジーについて

 アディダス公式ホームページから引用する。

CARBITEXカーボンプレート

CARBITEXカーボンプレートが、着地時にはダイナミックな柔軟性を、蹴り出し時には 地面を離れる時に推進力を与え、少ない力を大きな推進力へと変換。CARBITEXカーボンプレートはライトストライクとブースト・ミッドソールとの組み合わせにより、足の自然な屈曲と的確なポジションが得られるようにデザインされています。それは、優れたエネルギー効率の良いポジションで、ランナーに快適で反応の良い走りを与えます。
https://shop.adidas.jp/products/GW7565/(最終閲覧2022年2月17日)

LIGHTSTRIKE(ライトストライク) & BOOST(ブースト)フォーム

軽量なミッドソールであるライトストライクが、爆発的なスピードをサポートし地面と足の間に快適さを与える。一般的なEVAよりも40%軽量ながらBOUNCEフォーム(EVA)と同等の反発力を保つ。安定性が高く、着地時の横ブレが少ない。クッション性と反発性を兼ね備えたBOOSTフォームが、爆発的なエネルギーを生み出す。温度環境による影響を受けにくいため、ランニングシューズとして風や雪、太陽の日差し、雨など、あらゆる天候下で反発力を維持。長距離のランでも、EVAより劣化しにくく、BOOSTフォームは本来の性能を長く持続できる。
https://shop.adidas.jp/products/GW7565/(最終閲覧2022年2月17日)

クイック DSP&コンチネンタルラバー

自動車やレース用の自転車に採用されているContinental™ラバーアウトソールを採用。様々なコンディション下でも高いグリップ力を発揮しスリップによるエネルギーロスを軽減。
https://shop.adidas.jp/products/GW7565/(最終閲覧2022年2月17日)

アディダス アディゼロプロ 実走の感想

 ペース走、ヤッソ800、ハーフマラソンなどで50㎞以上使用した。

↑ シューホールが横に2つずつあり、サイズが合うように調整できる。にくいぜ、アディダス

体感ペース-5秒/1㎞

 アディゼロプロで走ってみると、自分の体感ペースより-5秒/1㎞の感じがする。シューズが地面から離れるときに、カーボンが押してくれている感が伝わる。その押す力は強引ではなく、サポートしてくれている感じ。無理に押してこない。

安定したペースで走れる

 クッションかためで、どこで着地したかが分かりやすい。またテンポネクスト%のような、暴れ馬ではない。自分の走力+縁の下の力持ち(カーボン)という形になっているので、ペースが安定しやすい。

後半も足がもつ。

 厚底でもなく、薄底でもない中間シューズ。クッションかためながら、衝撃は殺してくれている。また先ほども書いたが、安定したペースで走りやすいので、後半も足が生きている。

1㎞/3分45秒~4分20秒あたりが走りやすい。

 カーボンの反発感が少ない分、扱いやすいシューズとなっている。カーボンの反発は、1㎞/4分半を切るようになると感じるようになった。アディゼロプロは僕の走力では、1㎞/3分45秒~4分20秒あたりが走りやすい。

最後に

 鹿児島マラソン2022のレースシューズとしてアディゼロプロを購入したが、中止になってしまった。2月後半にある「いむた池梅マラソン」で使う予定だが、もちろんオミクロン株で開催があやしくなっている。
 アディゼロプロを来シーズン向けに使わずに取っておくのか? それともスピード練習でガンガン使って、来シーズンは別の新しいカーボンで挑むか悩んでいる。

実際のレース使用

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レースシューズを新しく買いなおした話

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