ウツローの考え、

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鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

H2Aロケット41号機 打ち上げ観戦【種子島 長谷展望公園】日帰り旅

2020年2月9日(日)、高速船ロケット、フェリープリンセスわかさを使い、日帰りで種子島H2Aロケットの打ち上げを見に行きました。報道にあるようにH2Aロケット41号機は軍事衛星を載せ、打ち上げに成功しました。

計画思案中

僕は土曜日仕事をしていたところ、日曜日が休日に変更となりました。ロケット発射と、重なったので見に行こうと思いました。仕事が終わった土曜日の夕方に、検討してみました。
ロケットの打ち上げは10時34分

発射当日に行って、そもそも見れるのか?

時刻表は、2020年2月9日のものです。現在の時刻表と変更している可能性があります。公式ホームページなどでご確認ください。
高速船トッピー・ロケット(種子島・屋久島に運航・予約)
コスモライン・種子島へフェリープリンセスわかさで3時間30分の船旅 – 鹿児島-種子島間の船旅
フェリーはいびすかす
JAL|国内線/国際線の航空券・飛行機チケット予約
バス事業|和人グループ【公式サイト】

まず、鹿児島から種子島に行くために、

  • 高速船
  • フェリー
  • 飛行機

の時刻表を見ました。

 
・高速船の場合
高速船のホームページを見ました。高速船1便は、鹿児島北ふ頭:7時30分発 → 西之表:9時5分につきます。席は空いてました。 (まず、良さそうです。)



・フェリーの場合
フェリーのホームページを見ました。
プリンセスわかさは、日曜日の北ふ頭:8時40分発 → 西之表港:12時10分着 (フェリーの上でロケット発射を見ることになる)


フェリーハイビスカスは、鹿児島(谷山港):18時発 → 西之表港:21時40分着 (土曜日は仕事が終わるのが遅かったため、乗れない)


・飛行機の場合
飛行機はJALが、鹿児島:8時45分発 → 種子島:9時25分着がありました。席は空いてます。これも良さそうです。


西之表港からロケット打ち上げ場までは、約50キロも離れている。西之表港から見るロケットは迫力に欠けると思われる。
(鹿児島本土から見るよりは迫力があると思いますが('◇')ゞ)


西之表港からロケットの打ち上げが綺麗に見える展望公園に行きたい。

  • 恵美の江展望公園
  • 長谷展望公園
  • 宇宙が丘公園

の3つが有名。


展望公園に行くには、レンタカー、バス、タクシーが候補にあがります。

タクシーはお金がかかるので、まず選択肢から一番最初に消します。

レンタカー屋さんにかたっぱしに電話しました。レンタカー屋さんはかりられず。レンタルバイク屋さんにも電話しましたが、ダメでした。(そりゃ、発射の前日に電話しても、無理ゲー)
 
打ち上げが一番近くから見える、恵美の江展望公園に行くことができなくなりました。(近くにバス停がないです。)

バスの時刻表を見ました。バスは大和バスで西之表港から長谷までバスがありました。時刻は高速船の到着に合わせて西之表港9時13分発 → 長谷に10時15分につきます。打ち上げは10時34分。


長谷のバス停から長谷公園まで歩いて15分ほどかかります。10時15分+15分=10時30分。
10時30分に長谷公園につきます。 (おーギリギリだけど、いい時間じゃないか。)

宇宙が丘公園で見ることができなくなりました。
(宇宙が丘公園は長谷よりも南にあり、バス停から離れているためついた時にはロケットが発射が終わっています。



帰りは同じくバスで長谷:12時58分発 → 西之表港:14時着があります。 (発射から2時間以上待つのはきついな)
また乗り換えが一回必要になりますが、長谷:11時9分発 → 種子島空港:11時40分着
種子島空港:12時発 → 西之表港:12時28分着もあります。(これは良い)

西之表港からは高速船もしくはプリンセスわかさに乗って鹿児島に戻れます。

プリンセスわかさは、西之表港:14時発 → 北ふ頭:17時30分着がありました。


高速船は西之表港:  15時発   → 北ふ頭16時45分着
          16時45分発  →    18時40分着の2便がありました。

高速船は早いですが、運賃が7700円です。一方わかさの運賃は4400円と安く、お財布にやさしいわかさを選択しました。(フェリーハイビスカスは西之表港:11時発のため乗れません)



高速船に乗っていく場合でうまくいきそうなので、飛行機の場合の仮定は考えませんでした。



土曜日の夜に計画は練ったので、あとは実行するのみ。

鹿児島市種子島 長谷展望公園

鹿児島の夜明け

鹿児島北ふ頭

鹿児島は快晴。風もなし。窓口で窓側席のチケットを買いました。

高速船

鹿児島北ふ頭:7時30分出発し時速80キロで進んでいきます。風がないため、揺れなく快適でした。

桜島と太陽
鹿児島県本土 最南端 佐多岬
時間通り9時5分、西之表港 到着

西之表港

ターミナルを出ると、ロケットがお出迎え
大和バス

9時13分大和バスに乗る。
僕と同じようにロケット目当ての人が4人ほどいました。バスは西之表から南種子島へ向け、南下します。ほどんどのバス停は乗る人がおらず、通過し地元民が時々乗っては降りていきます。

すいすいバスは進んでいき、時間調整のため1分ほど停車しました
車窓からの風景。海がきれいです

長谷

10時15分長谷でバスを降りる。

こちらも高速船と同じく、時間通りに到着

長谷では警察官が車誘導をしており、道を間違うことはないと思います。

小走り

発射10分前までには着きたいと考えていたので長谷公園に向け、1キロ/7分ほど小走りしました。

長谷公園

10時25分着。
10分ほどでつきました。いい汗をかきました。(^^;

長谷公園はドローン、キャンプテントは禁止。

H2Aロケット 発射

公園にはもう人が集まっており、今か今かと待っていました

公園の先端には大きく、高そうなカメラを持っている人たちがシャッターを構えていました。

カウントダウン

打ち上げカウントが10秒前になると、観客たちが「10、9、8、7、6,5,4,3,2,1、ゼロ」とカウントを取りました。(ゼロ以外は日本語で)

轟音

ロケットの先端から火が見えました。煙がもくもく、先端から出て、その後ロケットが昇っていきました。
地球の重力に逆らうH2AF41号機。

ロケット発射から20秒後、轟音「ごごごごごごご」という音が聞こえた。

着ていた洋服が揺れていることを感じました。

ロケットロード消える

飛行機雲ならぬ、ロケットロードは時間とともに消えていった。

僕は発射後、立ち尽くしていました。ロケットの音、光、煙、軍事衛星を宇宙に運ぼうとする力に圧倒されました。呆然として、立ち尽くしていた。

種子島 長谷展望公園→鹿児島市

計画のずれ

立ち尽くしすぎたせいで、帰りのバス(長谷:11時9分発 → 種子島空港:11時40分着)に乗り遅れてしまいました。(^^
このままだと、わかさに乗れない。バス停で2時間待たないといけないことになり、僕は焦りました。

>

長谷のバス停 近くのロケット模型
<僕はロケットの模型を見ながら考えました。「タクシーは嫌だ、7700円の高速船はそこそこ痛い」アイデアが生まれました。

ヒッチハイク

親指を立てました。そうヒッチハイクです。10台ほど通り過ぎ、一台の車が止まりました。その方に西之表港まで載せていただきました。大変ありがたかったです。


プリンセスわかさのチケットを買い、両親に対しお土産を買い、

プリンセスわかさ

西之表港の防波堤にロケットの赤い灯台?がありました

防波堤では釣り人が手を振ってくださり、思わず手を振り返しました。防波堤を抜けると、波で上下左右に揺れます。泳ぎ方を覚えたてのヘタクソなバタフライを泳いでいるような感覚でした。

佐多岬 高速船より近くを通ります

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最後に

ロケットの発射は感動でまた見に行きたいと思えるものでした。計画はうまくいかず、車で乗せてくださった方には感謝しても、しきれないです。次は発射場から近い恵美之江展望公園で見たいです。また肝付のイプシロン種子島では次期主力ロケットのH3ロケットを見たいです。

追伸 H3ロケット打ち上げ見学 寺山公園

uturou.hatenablog.com