鹿児島県薩摩川内市にラムサール条約に登録されいる火山湖「藺牟田池」がある。池畔はサイクリングロードが整備され、歩道と合わせると1周約3㎞。アップダウンはほぼなく、マラソンのスピード練習におすすめ。
藺牟田池は7つの外輪山があり「藺牟田池外輪山トレイル」大会が開催される。池畔の道路では毎年「いむた池梅マラソン」が開催される。(いむた池梅マラソンは、今年はコロナで中止)
当記事のランニングコースは一部、「いむた池梅マラソン」のコースと重なる。
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この写真は藺牟田池外輪山の山王岳から撮っている。
基本情報
駐車場あり。トイレあり。自販機あり。水道あり。
温泉は、いむた温泉下乃湯が約3㎞離れた場所にある。150円で入れる。 安い(^^♪)
コンビニは、近くにない。
実走
スタート地点は駐車場近くの石碑からとした。距離表示がされているわけではない。
鴨と白鳥
コース進んで行くと、鴨と白鳥がひなたぼっこしていた。
人が通ると鴨は池に戻ったが、白鳥はそのまま座っていた。カメラで撮るも、白鳥はビビらずにポーズを取ってくれた。人慣れしている。
白鳥に手を振り、進んで行く
サイクリングロード
歩道からサイクリングロードへと入っていく。
泥炭形成植物群落
泥炭形成植物群落を横に走る。
泥炭形成植物群落では「バサバサ」「バサバサ」と音がする。目を細めて見ると、イナゴが至る所で飛んでいた。草に紛れて、カマキリも3匹ほど見かけた。イナゴを狙っているのだろう。
泥炭形成植物群落を抜ける。
野良猫
野良猫がいた。白鳥と同様に人慣れしていて、写真を撮っても逃げなかった。
歩道へ
サイクリングロードが終わり、歩道へと戻る。
橋
このコース、唯一のアップダウン。橋。(もちろん、橋を渡らず、まっすぐ行き、すぐ右に曲がることもできる。
遠回りしたらアップダウンはない)
橋を渡ったら、ゴール。
感想
外輪山、池を眺めながらのランニングは心地よい。池畔を回っていくことで、見えてくる外輪山も変わり、全く飽きなかった。池に映る逆さの飯盛山、愛宕山は美しい。
ただのジョグであったが、1周3㎞があっという間に感じた。スピード練習をしても、美しい景色できつさが紛らわせると思った。
最後に
僕、ウツローは池畔のランニングコースと合わせて、外輪山のトレランコースも紹介しようと考えていた。
「藺牟田池外輪山トレイル」の大会結果を見て、
「ロードでしっかり練習していから、僕でも1周1時間半で行けるっしょ」と高を括っていた。
いざ実際に外輪山を走ってみると、30分ほどで太ももがパンパンになってしまった。
その後はトレランではなく、登山になってしまった。
結果は2時間。歯がゆかったので、外輪山のトレランコースを紹介しなかった。登山後に少し休憩し、池畔をジョグし、当記事を書いたのだった。もっと低い山で練習し、借りを返したい。