NIKE「ズームフライ6」を2024年の冬に購入し、フルマラソン2回、短いレースで2回使用。「ヴェイパーフライ」のような走らされる感じはなく、優しく体を押してくれるマイルドなカーボンレースシューズ。NIKE愛好家で、サブ4以上サブ3未満を目指すランナーのレースシューズに「ズームフライ6」はピッタリだ。
※ウツローのPBは、ハーフマラソンは90分。フルマラソンは3時間25分。
フルマラソンの目標はサブ3。一市民ランナーの一感想。人によっては意見が変わるかもしれない。異論は認める。
今回買った「ズームフライ6」の正式な名前は、「ズーム フライ 6 PRM」だ。PRMは、プレミアムを表す商品名となっている。「ズームフライ6」と機能面に違いはなく、デザイン面が異なるだけ。「ズームフライ6PRM」は、以下「ズームフライ6」と称す。
- NIKE「ズームフライ6」 構成
- NIKE 「ズームフライ6」と「ヴェイパーフライネクスト%2」 比較
- NIKE 「ズームフライ6」 実走の感想
- NIKE「 ズームフライ6」 まとめ
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NIKE「ズームフライ6」 構成
Nike公式ホームページ、自分の感覚をもとに「ズームフライ6」の構成を書く。
NIKE公式ホームページより引用
ZoomXフォームとカーボンファイバー製プレートでパワフルな走り心地を生み出す設計。ズーム フライ 6が、ランの一歩一歩をサポートします。 ズーム フライ 5よりも軽量で、反発力に優れたZoomXフォームが踏み出すごとにエネルギーリターンを発揮。カーボンファイバー製プレートが駅伝のゴールまで前進をサポートします。
抜群の反発力でスピードアップ
Nike史上最高の軽さと反発力を誇るZoomXフォームが、踏み出すたびにNikeで最も優れたエネルギーリターンを実現。
カーボンファイバー製プレート
フルレングスのカーボンファイバー製プレートで効率と反発力をアップ。
グリップの効いたアウトソール
薄型の軽量ラバーアウトソールが路面をしっかりグリップ。商品の詳細
・重量:約265g(メンズサイズ27.5cm)
・かかとからつま先のオフセット:8mm
・合成皮革のアッパー
・細部にリフレクティブ(再帰反射)素材を使用したデザイン
・(高視認性の)個人用保護具(PPE)としての使用を目的とした商品ではありません
・表示カラー: ホワイト/ブラック/ユニバーシティレッド/ハバネロレッド
・スタイル: HQ3498-100
・原産地: ベトナム
https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-6-prm-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-CoYFj887/HQ3498-100 (最終閲覧2025年6月9日)
サイズ感
NIKE 「ズームフライ6」は、25.5㎝を購入。
普段買うランニングシューズのサイズは、25.5㎝だ。2024年に買ったNIKE 「ペガサス41」、adidas 「SL2」も25.5㎝。「ペガサス41」より横幅が狭いが、縦に長く感じる。
アッパー
「ズームフライ6」のアッパーは2層の素材だ。肌に触れる部分は、柔らかいメッシュ素材だ。外側は、堅めの素材。タンのひも通しはない。
「ペガサス41」と同様に、タンはアッパーとつながっており、甲のフィット感が良くなっている。
ミッドソール
NIKE公式ホームページより引用
フォームを軽量化
Nike最高の軽さと反発力を誇るZoomXフォームが、足を踏み出すたびにNikeで最も優れたエネルギーリターンを実現。
https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-6-prm-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-CoYFj887/HQ3498-100 (最終閲覧2025年6月9日)
「ズームフライ6」は、ズームXフォームを使われているが、上部と下部では柔らかさが違う。下部は柔らかく、もっちとしている。上部は固めになっている。上の写真、青で囲っている部分が固めのミッドソールだ。
カーボン
NIKE公式ホームページより引用
フルレングスのプレート
フルレングスのカーボンファイバー製プレートで効率と反発力をアップ。
https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-6-prm-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-CoYFj887/HQ3498-100 (最終閲覧2025年6月9日)
アウトソール
「ズームフライ6」は、前足部と後足部にラバーアウトソールのラグがあり、雨でも滑りにくかった。
NIKE公式ホームページより引用
ラバーアウトソール
薄型の軽量ラバーアウトソールが路面をしっかりグリップ。
https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-6-prm-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-CoYFj887/HQ3498-100 (最終閲覧2025年6月9日)
オフセット
NIKE公式ホームページより引用
オフセット 8㎜
https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-6-prm-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-CoYFj887/HQ3498-100 (最終閲覧2025年6月9日)
NIKE公式ホームページより引用
オフセット
ランニングシューズのオフセット(ドロップ)は、ヒールと前足部のスタックの高さ(足と地面との距離)を測り、ヒールの高さから前足部の高さを差し引くことでわかります。オフセットが高いランニングシューズはクッション性が強化された履き心地を生み出し、オフセットが低いランニングシューズはミニマルなクッショニングで素足に近い感覚を提供します。
https://www.nike.com/jp/t/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-6-prm-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-CoYFj887/HQ3498-100 (最終閲覧2025年6月9日)
NIKE 「ズームフライ6」と「ヴェイパーフライネクスト%2」 比較
約3年前に買った「ヴェイパーフライネクスト%2」は、フルマラソン、10㎞のレースで使った。エリートレースシューズの「ヴェイパーフライネクスト%2」と1つ下のカテゴリーのレースシューズである「ズームフライ6」を比較する。
uturou.hatenablog.com
スピード
ズームフライ6 < ヴェイパーフライネクスト%2
トップエリート選手用のシューズは、スピードが出しやすい。
重量
ズームフライ6 > ヴェイパーフライネクスト%2
スピードの出しやすさと重量は相関関係。軽さは命。
NIKE 「ズームフライ6」 実走の感想
アオタイ 3時間40分切り
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鹿児島マラソン2025 サブ4
後日、レースレポートを書く予定。
シューズに走らされない。
「ヴェイパーフライ」は、ミッドソールのズームXがとても柔らかく安定感がない。体幹を使わされて走る必要があった。沈み込んだ後、ズームXとカーボンプレートの暴力的な反発があり、サブ3.5程度の走力だと、「ヴェイパーフライ」に走らされる。
「ズームフライ6」は、「ヴェイパーフライ」で使用されているズームXに比べ、固め。「ヴェイパーフライ」のように走らされる感じは、全くない。「ペガサス41」の反発を、2倍にした感じで扱いやすい。「ペガサス」をジョグで使用している方なら、すぐ「ズームフライ6」に慣れるはず。私がそうだから。(^_-)-☆
暴力的な反発はなく、扱いやすく、スピードも出しやすい。サブ3を目指す(キロ4分15秒より速く走る)には、重量が重いので、「ヴェイパーフライ」を履いたほうが良い。「ズームフライ6」でもキロ4分15秒はなんなく出せるが、フルマラソンの後半はシューズの重さが気になってくると思われる。
uturou.hatenablog.com
adidasの「アディゼロ プロ」より扱いやすいと感じる。「アディゼロ プロ」は、中底のカーボンシューズで、暴れ馬のイメージはなく、走りやすかった。クッションが中底のため、厚底に慣れてしまった今の自分は、「ズームフライ6」のほうが好きだし、走りやすいと感じる。(「アディゼロ プロ」は2025年6月時、販売されてない。)
グリップしっかり
「ズームフライ6」前足部と後足部にラグがあり、雨の日でも滑りにくかった。
接地感なし
「ズームフライ6」はミッドソールが厚く、地面との接地感はない。厚底シューズが苦手な方、地面との接地感苦手な方にはお勧めしない。
クッション良い
先ほども書いたが、「ズームフライ6」は接地感がない、つまりクッション性も良い。接地感がないので、フルマラソンを走っても、足裏が痛くなることはなかった。接地感なく、クッション性も良いが、安定感があるシューズだ。
NIKE「 ズームフライ6」 まとめ
NIKE 「ズームフライ6」は、「ヴェイパーフライ」のような走らされる感じはない。優しく体を押してくれるマイルドなカーボンレースシューズ。NIKE愛好家でサブ4以上サブ3未満を目指すランナーのレースシューズにピッタリ。
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