ウツローの考え、

ウツローの考え、

鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

FREE HUGs フリーハグ 人のぬくもりと愛

 先日、僕は心を少し病んでいました。理由はかくかくしかじかあったからです(すみません。理由はちょっと書けません)。心の闇をインターネットのヤフーモバゲーの将棋、オセロ、大富豪をプレイしたり、YOU TUBEサカナクションの曲を聴いて現実逃避し外に出ませんでした。この現実逃避は5日間続きました。

 生産性のない無駄な日を日が暮れる、空が赤色に染まる時に後悔しておりました。。現実逃避、ひきこもり生活から抜け出そうと良い方向に(なぜか)心が切り替わりました。

 そして田舎のアーケード街を歩いていました。すると「FREE HUGs」(フリーハグ)と書かれたプレートを持った20代の男女ひと組を見かけました。田舎のため実際にフリーハグをしているのをみたのは初めてでした。 

 中学高校と英語の授業をまじめに受けていた(成績は良くなかったが)ことと、ネットサーフィンをして無駄な時間を過ごしていたためフリーハグの意味はすぐに分かりました。 ハグしていいよ。おかねはとらないよ。みたいなかんじですかね?

 

 フリーハグという看板を見かけたとき、僕は心を少し病んでいました。5日間のひきこもりのため誰とも直接話す機会がなく、人のぬくもりを異常にほしがっておりました。5日間は石油ヒーターとコンピューターのぬくもりだけを感じておりました。

 僕がもし心を病んでいなかったら、フリーハグという言葉を目にしていても関心を持たなかったと思います。ただその時は心を病んでいて、人の人のぬくもりがほしいと熱く思っていました。

 フリーハグという看板を持った若い男女がひと組、立っておられた。僕は女性をまず見ました。マスクを着けていたので、何とも言えないがきれいな方だと思いました。   

 僕は「きれいな方にハグできるって最高じゃん」とおもってしまいました。心は病んでいても、下心は病んでいないということに驚いてしまいました。

 僕はフリーハグのメインは若い女性のぬくもりと考えておりました。女性だけにハグするのは下心の塊がばれてしまうし、紳士ではないと思いました。下心ではないと感じさせるためまず男性のほうからハグさせていただき、メインの女性を後でハグさせていただきました。下心で女性にハグしようとしたつもりでしたが、ハグ後、考え方が変わりました。

 

フリーハグ後、感じたこと、考えたこと

 僕は小学生の時、男友達からレイプされたことによって男性にボディータッチされることに嫌悪感を感じていた。しかし実際、男性とフリーハグすることによって自分の合意による男性とのボディータッチは嫌ではないと分かりました。僕は今まで後ろから体を触られていたためびっくりしていたこと、言葉でうまく説明できませんがAVのようにぬめーっとした触り方をしてくることに対して嫌悪感、拒否感を感じていたのだろうと自己分析することができました。

 下心でハグしたことは間違いありません。ハグ中に女性の胸の感触に心は確かに踊ってしまいました。

 しかし、フリーハグされたことにより、相手の体温によって物理的なぬくもりをかんじることができました(当たり前だろ)。またフリーハグという世界平和を目指した活動から相手の方の優しい気持ちを感じました。ハグ後、相手の方から「ありがとうございます」という言葉をいただき、心も温かくなりました。

 下心で行動に移したことは恥ずべきことだと分かりました。フリーハグの看板を持っていた女性はハグすることで、見知らぬ人の心身が温まってほしい願いから行動されたのだと思います。結果、僕は温まることができました。女性へのハグはただのエロと感じていた僕にとってエロではない無償の愛?を感じることができ感動しました。

最後に

 日本では欧米のようにあいさつの中でハグというスキンシップをする文化ではありません。ただ今回フリーハグをさせていただいて、彼女がいない僕にとって見知らぬ人でもハグすることで心身ともに温かくなることを学ばせて頂きました。日本でフリーハグがもっと流行ってほしいです。

(愛し合っている彼女とのハグはもっと温かいんだろうなとも感じました。彼女ほしいです。)

フリーハグを体験されたことがない方は是非、体験してみてはいかがでしょうか?