2023年7月23日にあった第11回霧島・えびの高原エクストリームトレイルのショートコース(約33km累積標高 約1,700m)を6時間切りで完走した。塩分の取りすぎで、スポーツドリンクとマグオンが受け付けない。練習不足も相まって前回参加した時より、1時間以上時間がかかってしまった。
大会要領
【公式】霧島・えびの高原エクストリームトレイル Kirishima_EbinoKougen EXTREME TRAIL ホームページより引用
種目
■ロングコース
距離: 約65.5km
累積標高: 約3,400m
制限時間: 14時間■ショートコース
距離: 約33km
累積標高: 約1,700m
制限時間: 8時間
https://universal-field.com/event/kirishima-ebino-extr/about.html(最終閲覧2023年8月9日)
シューズは、ホカのスピードゴート5。
uturou.hatenablog.com
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スタート前、トイレに行きたかった。しかし、会場に着くのがギリギリだったため我慢する。トレイルに入る直前の大浪池登山口のトイレを利用しようと考えた。
ショートコース スタート
6時、ショートコースがスタート。カウントダウンは「十、九、八、七、六、五、四、三、二、一、、イレブン」だった。
(イレブンの掛け声は、今大会が11回目だったから)
スタート会場は芝生だが、200mほど進むと、県道1号えびのスカイラインに入る。大浪池登山口まで、約3.5㎞までロードが続く。
後方からのスタートだったため、最初の1㎞はロードでも遅く7分30秒。1㎞すぎると集団もまばらになり、自分のペースで走れる。キロ5分30秒くらい。
栄養補給について(スタートから)
- 20分ごとに、塩飴、スポーツドリンク摂取
- 30分ごとに、マグオン摂取
トイレ
大浪池登山口につく。我慢していたトイレに行く。
古道下山口
古道下山口は、入り口から渋滞していた。ロードからトレイルへ変わる。トレイルの道幅が狭いため、渋滞となっていた。平坦、下りのトレイルだが、渋滞の影響でほぼ2㎞歩き。
ロードから林道へ
トレイルからロードに出ると、道幅が広くなったおかげで渋滞が解消。県道1号えびのスカイラインに出るも、右折し、林道へ入る。
登りの林道は170超えたら歩く。脈が収まったら走るを繰り返した。下りは脈を気にせず、走った。
AS1 日添林道入口
AS1 日添林道入口につく。係の方にゼッケンを見せ、通り過ぎる。スポーツドリンクは、まだ半分以上残っている。マグオンもまだある。AS1で補給・補水しなかった。
林道は登った後、約6㎞ほど、県道103号まで下りになった。林道は道が狭く、道の両側に木々が生い茂っていたため、暑さを感じなかった。長く続いた下りは、太ももへのダメージになった。
鹿児島県道・宮崎県道103号栗野停車場えびの高原線
林道を下ると、県道へ出た。県道は影がなく、風もなく、暑かった。平坦は走った。足がきつく、登りは走れなくなっていた。
AS2栗野岳レクリエーション村まで、登りが続いた。歩く。
霧島アートの森
歩いていたので、写真を撮った。そういえば、霧島アートの森は中に入ったことがない。
日本一の枕木階段
約500段。去年も日本一の枕木階段を登ったが、レッドブルパワーのおかげで今年もそこまできつくない。
栗野岳下展望台からP-1がきつい
トレイルで木々が生い茂り、直射日光はない。しかし、太陽が昇っているので暑い。前回もきつかったが、今回もキツイ。20㎞すぎで初めてこのレースで、トレイルの登りがやってくる。
足が動かない
ラン、ウォークで足を使ってきた。疲労で動作が全体的に遅くなっていた。足もゆっくり、ゆっくり動く。
栄養を受け付けない
スタート時から、20分ごと、30分ごとに栄養補給をしていた。しかし、トレイルの登りで急に体が受け付けなくなった。スポーツドリンク、塩飴、マグオンを摂取しようと口に入れるも、なかなか飲み込もうとしない。
気づいてしまった。塩分を取りすぎて、塩分を受け付けない体になってしまった。今までのランとウォークで、汗(水分、塩分)流れる。
しかし、僕は水分よりも塩分の補充が多すぎた。無理して栄養を取り入れようとすると状況が悪化しそう。栄養摂取をやめる。
汗は流れ続ける。
P-1
見晴らしは良くない。
急な登りはなくなった。
(見晴らし台P-3までに、P-2地点を通るはずなのに、P-2を見落とした。)
見晴台P-3
見晴らし台P-3につく。景色が良く、韓国岳が見えた。3分ほど休む。
500mlの水
ただの水を持ってきたことを思い出し、ザックの奥から取り出し飲む。体が生き返った。塩分は受け付けないが、水は欲しがっていた。少し飲むつもりが全部飲んでしまった。少し元気になる。
見晴らし台からトレイルへ戻る。
300mロスト
道を間違えた。本当は左に曲がらないといけない道を右に曲がってしまった。
「ピンク色のテープがついているから、道は合っているだろう」と思い、進んでいった。しかし、道にはピンクのテープはついているものの、何百人が通っているはずなのに、踏み跡がない。道には、枯葉がちりばめられている。
「ピンクテープあるし、道を間違えているはずがない。、、来た道を引き返したくない。」
疲れていて、頭が回っていなかった。一旦、深呼吸し、自分を落ち着かせた。進行方向と来た道を改めてみた。
踏み跡なし。ピンクテープはある。
「間違えを認めろ!自分」
来た道を引き返した。分岐点に戻ったら、左側に白地に「Kirishima_EbinoKougen EXTREME TRAIL 」
の旗が見えた。
ロストは自分にがっかりした。前回走った時より、タイムが悪くなるのは、走る前から分かっている。時計を眺め、1時間以上遅くなりそうだと悟った。
練習してない。ランニングの量、タイムも落ちている。トレイルも行ってない。体幹トレーニングもしてない。ポテチは食べる。結果は散々になると分かっている。しかし、今までの練習していた貯金でなんとかなると思っていた。サボりは、確実に筋力を落とした。
メンタルはボロボロ。道をロストしてから、ゴール手前のキャンプ場まで歩くこととなった。
時間が経過しても、塩分は口が受け付けなかった。汗は流れ続けた。体は真水を欲しがっていた。スポーツドリンクはあっても、真水がない。
つりかけ、コムレケアで治る
ボロボロのメンタルのなか、ふとももがつりかけた。ザックからコムレケアを取り出しスポーツドリンクと一緒に飲んだ。つりかけ10秒で治る。びっくりした。コムレケアを飲んだのはこれが初めてだが、即効性があった。フルマラソンでは絶対に持っていこう。
キャンプ場にてゴール会場のMCの声が聞こえ始めた。キャンプ場利用者の応援を受けた。メンタルがちょっと元気になり、ゴールまで走った。
ゴール
ボロボロの体、ボロボロのメンタルのなかゴール。6時間は切れていた。熱中症で倒れずにゴールできて安堵。ゴール後はふるまいのスイカを爆食い。まるまる1個分食べたんじゃないかな。水分がただほしかった。
参加賞
- Tシャツ
- カレー
- 温泉入浴券
- 末重製茶 霧島茶 ほうじ茶
Tシャツ
鹿の胴体に「KIRIEBI」の字が隠されている
えびの高原牛テールカレー
食べたら感想を書く。
温泉入浴券
ゴール後、温泉入浴券を使い、関平温泉に行った。疲れが少し取れた。
関平鉱泉販売所 / 関平温泉
末重製茶 霧島茶 ほうじ茶
おいしい。