ウツローの考え、

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鹿児島在住・元ひきこもり・元ニート・ サブ3 へ挑む、

Nikeペガサス39 レビュー【前作、ペガサス38の方が良かった】

 Nikeの「エア ズーム ペガサス39」を購入。Flywireテクノロジーで、足のフィット感はグッド。厚底でクッション性があり、ケガしにくい。キロ4分半~キロ7分の練習用として最適。前作の「ペガサス38」に比べ、ミッドソールの沈み込みが少なく、安定感は増した。
 その一方、反発感が落ち、スピードが出しづらくなった。キロ4分半より速く走ろうとすると、シューズの重さが気になり始める。個人的には「ペガサス38」のほうが良かった。
※ウツローのハーフマラソンのPBは90分。フルマラソンの目標はサブ3。

追記、約1年500㎞ほど使用。ミッドソールの劣化で、ランニングシューズとして引退してもらう。ありがとうペガサス39。

「ペガサス38」の代役探し

 去年の12月に「ペガサス38」を買った。ジョグ、30㎞走、ケガ明けのインターバル走など、万能シューズとして、600㎞ほど使用。アウトソールはすり減り、クッション性がやや落ちていた。
uturou.hatenablog.com

 今すぐ、新しい代役は必要ではない。しかし、大会は2ヶ月ほどないので、モチベーション維持のため買おうと思った。スポーツショップへ、いざ参らん。
追記、ペガサス38は750㎞ほど使用。ミッドソ-ルの「リアクトフォーム」の硬さが出始めた。ジョグでも疲労が残りやすくなってきたので、ランニングシューズとして引退してもらう。

「ペガサス39」しか勝たん

 「ペガサス38」の代役は、38+1=39。「ペガサス39」しかいない。

何色を買うか、それが問題だ。

 「ペガサス39」の色は、レーサーブルブラックベアリーグリーン、カーキ、フットボールグレーユニバーシティブルー、ホワイトが置いてあった。優柔不断な僕は、色がたくさんありすぎると迷う。


 今持っているランニングシューズの色と、被らないようにしようと思った。HOKA「スピードゴート」はNike「ペガサス38」は、グレーadidas「アディゼロプロ」は。NB「ハンゾーT」は。ということで、残っている色はブラック、カーキ、ベアリーグリーン、ホワイト。 


 ホワイトの「ペガサス39」は、ラン友が履いていたからパス。

 シューズは外しとして使いたので、ブラック、カーキは除外。残ったのはベアリーグリーン。だから、「これにするか」と思った。




 しかし、優柔不断の魔の手が。ふと、思い出した。

 僕の憧れの大迫傑選手は、レーサーブルの「ペガサス39」でジョグされていた。

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 「大迫選手を目指しているなら、レーサーブル一択じゃないの?」

 もちろん、大迫選手のような速いランナーになりたい。しかし、同じ色の同じシューズを履いたって、大迫選手になれるわけじゃない。練習がものをいう世界だ。


 熟考し、決めた。




 アディゼロプロと同じ青色なら、気分は盛り上がらない。結局ベアリーグリーンにした。

「ペガサス39」と「ペガサス38」の違い

 ペガサス39で30㎞。ペガサス38で600㎞ほど走ってきた。
違いの分かる男?だから語る。

Zoom Airユニットの増加

 「ペガサス38」は、Zoom Airユニットが前足部にあった。
「ペガサス39」は、前足部とヒールの2つに増えた

エンジニアードメッシュ

 「ペガサス39」のアッパーは、硬いエンジニアードメッシュとなっている。

↑ 「ペガサス39」


「ペガサス38」のアッパーは、ニットのような伸びる素材。履いたらピタッと吸いつくような感覚があった。

↑ 「ペガサス38」

履き口にパッドが追加

 写真では分かりづらいが、「ペガサス39」は履き口のパッドが、「ペガサス38」より厚くなっている。

左は39。右は38。

Flywireテクノロジー

 「ペガサス39」には、Flywireテクノロジーがある。左右の靴ひも通しに、ワイヤーが付属。


 ワイヤーはミッドソールのあたりまで、つながっている。靴ひもを結ぼうとすると、ワイヤーもそれに合わせて引っ張られ、足の甲の外側がピタッとフィット。



 「ペガサス38」はタンにヒモ通しがある。

足先が若干大きめ

 「ペガサス38」は、26㎝を購入。

 「ペガサス39」はスポーツショップで、26㎝を試し履きした。そしたら、指周りがスカスカだった。0.5㎝下げて、25.5㎝を履いたらピッタリ。
もし、「ペガサス38」を購入するとき、いつもと同じサイズでは合わないかもしれない。注意が必要。

アウトソール


↑ 「ペガサス38」のアウトソール


↑「ペガサス39」のアウトソール
「ペガサス39」の方がより立体的になった。

「ペガサス39」の実走感想

 ジョグ、ペーラン、インターバル走などで使用した。

沈み込みが少ない。

 「ペガサス38」と同じくリアクトフォームを使っているが、「ペガサス39」は沈み込みが少ない。また地面の接地感は固い。

反発感少な目

 「ペガサス38」は自分の体感スピードより(-10秒/1㎞)ほど、速く走れていた。一方、「ペガサス39」は自分の体感速度と同じぐらいのペースで走っていた。


 キロ4分半より速いペースで走ろうとすると、シューズの重さが気になり始める。反発感が少ないので、ピッチを上げて走るしかない。

疲労軽減

 「ペガサス38」も走った割に疲労感が少ないシューズだった。

 「ペガサス39」は沈み込みが少ない・反発感少な目と先ほど書いたが。そのおかげで、疲労感が「ペガサス38」より少ないシューズになっている。

安定感

 沈み込みが少なく、反発感少な目なので、安定感は「ペガサス38」より高い。

ベアリーグリーン 夜、目立つ

 夜間、「ペガサス39」で走ってみた。蛍光色のベアリーグリーンということで、夜でも白色以上に目立つ。目立てば、車はランナーに気付きやすい。レーサーブルと迷っていたが、ベアリーグリーンで良かったと思う。
※夜間は全身黒色のランニングは勧めない。僕は以前、全身真っ黒で事故に遭った。夜間はファッションなんか考えず、目立つ色を着よう。

マンホール滑りにくい

 「ペガサス38」は、濡れたマンホールで滑った。しかし、「ペガサス39」はアウトソールが変わったおかげで、滑らなかった。

まとめ

安定感・フィット感・グリップ   
ペガサス39 > ペガサス38
      

沈み込み・反発感・スピード    
ペガサス39 < ペガサス38
        

 「ペガサス39」はクッション性があり、安定して走りやすいシューズ。ただ「ペガサス38」のスピード感、反発感がなくなってしまったことが少し残念。以上のことから、個人的には「ペガサス38」の方が良いシューズだと思った。
※一市民ランナーの一感想。人によっては意見が変わるかもしれない。異論は認める。だって、民主主義の国に住んでいるから。